【書籍】残酷な世界で生き延びえるたったひとつの方法

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能力について

メモ
  • 時間も資源も限られているため、全ての能力を伸ばすことはできない。

  • 初期値のちょっとした違いが、大きな差になって表れる。
    ※初期値(遺伝子/お金/環境)の違いが、大きな差になって表れる。
    ※他人と初期値(遺伝子/お金/環境)が違うのは、どうしようもない。
    ※不公平だが仕方のないこと。よって残酷な世界。

  • 言語的知能と論理数学的知能は、他人より少し優れているだけで労働市場で高く評価される。
    ※身体運動的知能や音楽的知能は、他人より少し優れている程度では高く評価されないが。

  • 高度化した資本主義社会では、言語的知能と論理数学的知能が発達した人だけが成功できる。
    ※これらの知能は遺伝的で、意識的に「開発」することはできない。すわなち「やってもできない」。

  • 競争に勝つには、もっとも得意なもの(≒好きなもの)に資源を集中するのが最適。
    ※苦手なものではなくて、得意なものに。

  • 進化論的に最適な戦略を確実に実行するために、得意なもの(≒好きなもの)に夢中になるように遺伝的にプログラミングされている。

  • 能力は「得意なもの(≒好きなもの)をやってみんなから評価され、人より目立つことでもっと好きになる」という循環の中でしか向上しない。

  • 問題は、得意なもの(≒好きなもの)が常に市場で高く評価されるわけではないこと。
    ※好きなことで大金を稼げるのは、ビジネス能力に恵まれたごく一部の人だけ。
    ※バイクが好きだからといってバイク便ライダーになってしまうと、悲惨な人生になってしまう。
    ※不公平だが仕方のないこと。よって残酷な世界。

  • 得意なもの(≒好きなもの)を仕事にすれば成功するなんて保証はないが、好きなことをやって何とか生きていくしかない。
    ※得意なもの(≒好きなもの)をやって他者の評価を得る。お金は稼げないかもしれないが。
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労働について

メモ
  • 自由な労働市場では、1番にならなくても比較優位を活かすことで仕事を得ることができる。
    ※プログラミング力が1番でなくても、プログラマの仕事にはありつける。
    ※プログラミング力が高い人は難解な仕事をしており、「誰でもできるようなシステム開発」はしない。
    ※よってイマイチなプログラマでも「誰でもできるようなシステム開発」の仕事にありつける。


  • 「製造業の労働者」は、グローバル化による企業の海外進出によって仕事を失っていく。そのため貧困層に転落する。

  • 「対面顧客サービスの労働者」は、内なるグローバル化によって既得権が失われる。単純労働であるため移民でもすぐに習得できるため。そのため貧困層に転落する。

  • 「独創的なアイディアや技術、高度な知識をグローバル展開できる専門家や技術者」は、グローバル化により大きな富を得る。
    自分の技術やサービス」を国内のみでなく国外にも水平展開できるようになるため。

  • つまりグローバル化によって「損する人」と「得する人」に分かれる。
    ※グローバル化は絶対悪でも絶対善でもない。
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自分探しについて

メモ
  • 自分が変われば世界が変わる。だが自分はそう簡単には変われない。
    ※よって世界は変わらない。
    ※世界や自分を変えようと努力するのはほぼ無駄。
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友だちについて

メモ
  • 友だちになるには「同じ時間」と「同じ場所」を共有していなくてはならない。よって友だちは学校でしか生まれない。
    ※大人になったら友だちが出来ないのは当たり前。
    ※学校を卒業したら友だちと疎遠になるのは当たり前。


  • 人間は社会的動物。
    ※狩猟時代の過酷な環境において、群れを作ることで生き延びてきた。
    ※狩猟時代の過酷な環境では、人は一人では生きていけなかった。「仲間外れにする(追放する)」は、死刑判決と同じ。
    ※よって仲間外れになることを恐れるようになった。そのため他人と上手くやっていこうと思うように進化(最適化)した。

    ※だが狩猟時代と違い現代は安全になったため、一人でも生きていけるようになった。ぼっちにとっては良い時代。

  • 友情空間は不要になった。貨幣空間があれば生きていけるようになった。
    ※他人と上手くやっていかなくても、それなりに生きていけるようになった。
    ※貨幣空間は
     ・ルールがシンプル(政治的な振る舞いは不要)
     ・用事があればメールして、たまに会って食事して
     ・互いに本音を探り合うこともなければ
     ・裏切られて傷つくこともない
     ・相手が約束を破れば、黙って立ち去れば良い
    という気楽な人間関係。
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複雑系について

メモ
  • 人は「複雑な世界」を論理では「理解」できたとしても、直感的に「納得」することはできない。

  • 人は無意識に「複雑系の世界」の出来事を「因果論」で解釈してしまう。
    ※「物事には必ず原因がある」と解釈してしまう。
    ※例えば人の脳は「原因、理由」を説明するために「神の存在」を信じるようにできている。神を信じるのは普通のこと。
    ※「神による奇跡によるもの」みたいな。
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影響力の武器

メモ
  • 権威
    ・人は肩書に弱い。学歴、会社名、リーダー。

  • 希少性
    ・希少なものには価値があると無条件に思い込むようにできている。
    ・禁止されたり検閲されたものほど魅力を増す。カリギュラ効果。

  • 好意
    ・親しい人の誘いは断りずらい。人は社会的な生き物であるため。

  • 社会的証明
    ・みんながやっていることには無条件に従う。
    ・ベストセラーやヒット曲が生まれるのはこれが理由。
    ・みんなが読んでいる/聞いていると、それがさらに多くの人を引き付ける。
    ・モテる人はモテている事実により、さらにモテる。

  • コンストラクト効果
    ・高額商品の後に安めの商品を薦められると、財布の紐が緩んでしまう。

  • 勝者の呪い
    ・「誰かがそれを欲している」と、それに高い価値があると錯覚してしまう。
    ・モテる人はモテている事実により、さらにモテる。

  • コミットメントと一貫性
    ・一度決めたことは取り消せない。
    ・一貫性が無いと「信用できない、社会的価値が無い」と無意識に判断される。
    ・失敗を認めることができない。
    ・いったんコミットメントしてしまうと、人はそこから逃れられなくなる。
    ・過去の選択を正当化してしまう。
    ・過去の発言が間違っていても認められない。自己洗脳により正当化してしまう。

  • 返報性
    ・親切にされると、お返しをしたくなる。
    ・嫌なことをされると、復讐したくなる。
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「自分は特別」という妄想

メモ
  • 「上手い儲け話」に人が簡単に引っ掛かってしまうのは、「特別な自分には特別な出来事が起きて当たり前」と思ってしまっているから。
    ※当たる確率がすごく低いのに宝くじを買ってしまうのも、「自分は特別」という妄想によるもの。

  • 詐欺師やカルト宗教家は、被害者を魔法のように洗脳するわけではない。ちょっとした話術やトリックで、「もしかして本当かも」と思わせるだけ。
    ※あとは被害者が自分で自分を洗脳して、後戻りのできない状況へ勝手に追い込まれていく。
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生きる目的について

メモ
  • あらゆる生物は、遺伝子を後世に伝えるように最適化されている。
    ※できるだけ多くの子孫を残すようにデザインされている。
    ※つまり「生存(生き延びること)」と「生殖(異性の獲得)」を目的としている。

  • 人は幸福になるために生きているけれど、幸福になるようにデザイン(最適化)されているわけではない。
    ※「生存(生き延びること)」と「生殖(異性の獲得)」という目的達成を目指すようにデザイン(最適化)されている。
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進化について

メモ
  • 社会環境はすごいスピードで変わっていくが、進化のスピードは恐ろしくゆっくり。
    ※その結果、人は原始時代の心を持ったままテクノロジーに溢れた現代社会を生きている。
    ※「こころ」と「環境」が合っていないため、色々と不都合なことが起きている。糖尿病が増えている等。

  • 愛情はもともと、オスとメスの関係を安定させ、より多くの子供が育つ環境を作るための進化の仕掛けだった。
    ※愛情存在するのは「遺伝子を後世に伝えるように最適化された」ため。
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自由と平等について

メモ
  • 自分と他人が平等であるべきと思いながらも、他人の支配を受けれ入れなくてはならないようにプログラミングされている。
    ※どうしても序列作ってしまう。腕力や権力や能力などにより。

  • 人は原理的に、「自由」も「平等」も手に入れることができない。
    ※他人の支配を受けれ入れなくてはならないようにプログラミングされているため。
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リーナスの法則

メモ
  • 第一段階は「生き延びること」。
    ※次世代に遺伝子を残す。

  • 第二段階は「社会秩序を保つこと」。
    ※集団の中で少しでも高い序列を手に入れる。

  • 第三段階は「楽しむこと」。
    ※社会が豊かになったことで生存の心配がなくなった。
    ※テクノロジーによって広大なネットワーク空間にアクセスできるようになった。
    ※現代では「楽しむこと」以外に目的がない。
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お金と評判について

メモ
  • 豊かな社会では「お金」よりも「評判」の方がずっと魅力的。
    ※「お金」はゲームを台無しにする。
    ※「お金」は限界効用が「逓減ていげん」する。
    ※「評判」は限界効用が「逓増ていぞう」する。


  • 「評判」とは「他者の承認」。
    ※人は常に他者の承認を求めて生きている。
    ※誰からも認められなければ、どれだけ「お金」があっても幸福にはなれない。

    ※人はずっと学校、職場、サークル、友人、上司、同僚のあいだで評判を求めて争っている。
    ※他者の評価(評判)を求めるのは、幸福はそこにしかないから。
    ※世間体を求めてしまうのも、他者の評価(評判)を得たいがため。

  • 「お金」は幸福の必要条件だが、十分条件ではない。

  • 人がお金のこだわるのは、お金が「安心」や「安全」という大切な価値観と結びついているから。
    ※人はずっと不安の中で生きていた。飢えの不安や猛獣への不安。
    ※人はずっと不安の中で生きてきたから、安心を得ることは幸福の必要条件の1つになっている。
    ※お金を得ることで、安心や安全を得ることができる。

  • 金銭的に成功したからといって、幸福になれるとは限らない。
    ※人の遺伝子は金銭の多寡によって、幸福になるようにプログラミングされていない。
    ※金銭が登場したのはたかが1000年ちょっと前のため。金銭は原始時代には無かったため。
    ※他者の評価(評判)を得ることで、幸福になるようにプログラミングされている。
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自分に合う人はいる

  • 人の脳は共通の土台(遺伝子)から組み立てられていて、趣味嗜好のバリエーションには限りがある。自分と同じ好みの人が一定数いるはず。
    ※「好き」とか「かっこいい」とかの感覚を共有している人はいる。

  • 自分が他人に引き寄せられていると同時に、自分も他人を引き寄せる魅力を持っている。
    ※自分と同じ好みの人が一定数いるため。感覚を共有している人がいるため。
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